お尻で感じる圧倒的なシルクの魅力。

Comfort Trunks ¥11,000(税込)


銭湯やスパに行くと、意識していなくても、他人の下着が視界に入ってきます。そこで改めて気づくのは、パンツへのこだわりのなさ。外に見えないアイテムだから、安物でいい…。そんな気持ちはわからないでもありませんが、皮膚に触れるアイテムだからこそ、ちゃんとこだわれば、それは体感として気持ちよさに繋がっています。



ちなみにこの記事における”パンツ”とは、ズボンではなく、アンダーウェアのパンツを指しています。




背面には、アイコニックな「THREAD,MOUTH AND THE MOON」のタグがあるので、一目で後ろ側とわかる。



ただ高級品を選ぼうというわけではありません。どんなに色や形が美しくても、パンツはあくまで日用品。日常使いにふさわしい耐久性がなければいけません。私たちが長年の研究からはじき出したのは、シルク17%、綿83%という黄金の混紡率。水に濡れると強くなるというコットンの性質をうまく取り入れました。



程よく余裕を持たせたフォルム。縫製糸まで同じワントーンカラーで染めています。


光沢感のないコットンライクな質感にまとめつつも、シルク特有の肌馴染みの良さや高い吸放湿性はキープしています。また、肌の成分に近いたんぱく質で構成されるシルクは肌馴染みがいいので、座り仕事が増えた昨今でも、お尻に優しいのです。


よくよく考えてみると、こういった機能を持つシルクという素材は、パンツにふさわしい素材なのかもしれません。


各所の縫製や生地の使い方にもこだわりが詰まっています。フラットシーマという縫い方は、肌へのあたりが出ないので、快適そのもの。



腿を通す裾部分は、程よく柔らかく、締め付けません。


ちなみに、このアイテムの生地名「Fleek Blended Jersey」のFleekとは、絶妙という意味。つまり、シルクとコットンの絶妙な混合率のパンツというわけです。価格は、ほかのパンツ2型に比べて、リーズナブルに抑えられているエントリーモデルになります。他ブランドのボクサーパンツを履いている人は、同じ型だからこそ、このパンツに浮気してもらえれば、その違いがはっきりとわかるはず。シルクの良さを味わうには、Fleekなモデルと言えるでしょう。